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自分たちのサイトを、国の基準で検査しました

私たちは、お客さまのウェブサイトを作って、お渡しする前に検査しています。

その私たちのサイトが検査を通っていないのでは、筋が通りません。だから自分たちのサイトを、同じやり方で検査しました。

検査に使ったのは、自分たちで作ったソフトです。何が出て、何を直したのかを、そのまま書きます。

何を基準にしたのか

使ったのは、国が決めた基準です。JIS X 8341-3:2016 という名前がついています。目が見えにくい方、耳が聞こえにくい方、手が思うように動かない方でも、ウェブサイトを使えるようにするための決まりです。

基準は段階に分かれています。私たちが目標にしたのは AA という段階で、これを満たすには、その下の A も全部満たす必要があります。あわせて38の項目を見ます。

手で確かめて、2件が見つかりました

公開する前に、ソフトに任せられないところを、人の手で確かめました。満たせていない項目が2つ見つかり、どちらもその場で直しました。

見つかったこと何が起きていて、どう直したか
本文へ飛ぶ手段がないキーボードだけを使う人は、ページの上にあるメニューをTabキーで1つずつ通り過ぎないと、本文に届きませんでした。ページのいちばん上に「本文へ移動する」というリンクを置きました。
狭い画面で、横にはみ出す幅の狭い画面で、文章が折り返さずに画面からはみ出していました。指で横に動かさないと、最後まで読めません。画面が狭いときは折り返すように直しました。

本文へ飛ぶ手段がなかったほうは、いちばん基本の A という段階の項目でした。制作を仕事にしている私たちのサイトでも、こういうものが残ります。

公開したあと、そのサイトを測りました

9月4日にサイトを公開して、初めて公開したサイトそのものを測りました。実在する7ページと、存在しないURLを開いたときに出るページの、合わせて8ページです。

検査のソフトが出したのは、次の2種類でした。どちらも、8ページを合わせた数です。同じ項目でも、見つかった場所ごとに1件と数えます。

区分件数
満たしていない疑い7件
機械では判定できない8件(8ページに1つずつ)

この7件と8件は、まだ結果ではありません。ここから人が1件ずつ確かめます。

ソフトは、合格とも不合格とも言いません

ここが、いちばん書きたいところです。検査のソフトが出せるのは、「疑い」と「判定できなかったもの」の2つまでです。満たしているかどうかを決めて書くのは、人です。

疑いの7件のうち6件は、トップページの動きについてでした。ゆっくり動く飾りが6つあります。色のついた面と、節の区切りの線です。動き続けるものは、それが気になって読めなくなる方がいるので、見ている人が止められるようにしておかないといけません。

ソフトは、動きを止めるボタンがページの下にあることまでは見つけます。けれど、そのボタンが本当に効くかどうかまでは言えません。そこで人がそのボタンを押し、6つの動きが全部止まることを目で確かめてから、満たしていると書きました。

残りは、ソフトの側の話でした

残る1件は、ご相談のページに、見出しの付いていない入力欄がある、というものでした。これは、迷惑メールを自動で送りつけてくるプログラムをよけるための、おとりの欄です。人には見えない欄をわざと置いておき、そこに文字が入っていたら、人ではなくプログラムが送ったものだと分かる仕組みです。画面を読み上げる道具にも渡りません。つまり直すのはサイトではなく、ソフトの側です。このソフトは自分たちで作ったものです。自分のサイトを測ったおかげで、本来は問題のない欄にまで「疑い」を出してしまう欠点が見つかりました。

機械では判定できなかった8件は、どのページのいちばん下にもある、会社名を書いた薄い色の1行でした。文字が半透明で、ソフトが色を読み取れません。これも人が測り直して、基準を満たしていることを確かめました。

結果

公開している8ページに、満たせていない項目はありませんでした。38の項目のうち、31が「満たしている」で、残る7つは「非適用」です。「非適用」は、その項目の対象になるもの(音声、動画、制限時間のある手続き)がサイトに無い、という意味です。

まだできていないこと

これで全部ではありません。画面を読み上げる道具(スクリーンリーダー)を実際に使った確認は、まだしていません。いまは、読み上げる道具が受け取ることになる文字(ボタンや入力欄の名前)をブラウザから書き出して、1つずつ目で確かめています。

やっていないことも、隠さずに公開しています。読み上げる道具を使った確認は、実施したうえで書き足します。

この検査は、お客さまのサイトでもお引き受けしています。

目や耳が不自由な方でも使えるようにするための私たちの決めごとと、この検査の記録はウェブアクセシビリティ方針のページにあります。

この方針を自社で作るための型は、ウェブアクセシビリティ方針のひな形にあります。